愛犬が寝たきりになってしまったら・・・

先月までは残暑が厳しく
30度近くまで気温が上がったかと
思えばここ数日で急に寒くなりましたね。

季節の変わり目は
老犬も体調を崩しやすいので体調の変化に
気を付けてあげてくださいね。

さて
前回は急に歩けなくなった時にどうしたらよいかお話しました。

足腰に充分気を配っていても
突然具合が悪くなって
そのまま寝たきりになってしまうこともあります。

その時はまずどうしたら何を準備したらよいのでしょうか。

寝たきりになって
皆さん一番心配されるのが床ずれです。

とくに毛の短い犬種や
やせている子は要注意です。

大事なのは1日の大半を過ごすマット。

キュティアでは体圧を分散できる
低反発マットをオススメしています。

防水加工されている物ですとお手入れが楽です。

低反発マットの上には
バスタオルなどはなるべく敷かないで
マットに直に寝かせた方がより効果的です。

寒い時期は
上から毛布をかけたり
湯たんぽを置いてあげましょう。

体位変換は
1~2時間置きにしてあげましょう。

自分の好きな体位でないと鳴いて大変
という子も時々いますが

その場合は嫌いな体位は
初めは短時間にしてもかまわないので
徐々に時間を長くしていきましょう。

予防をしていても
床ずれができてしまった場合は
患部が接触しないように
くぼみのある小さなパット
(ドーナッツ枕を小さくしたもの)も
市販されていますし

当クリニックHPで
床ずれパッドの作り方もご紹介しています
ので参考にしてみてください。

患部を乾燥させないようにすると治りがよくなります。

細菌感染を起こすと
膿が出たりしますので
早めにかかりつけの病院で受診しましょう。

次に介助で大変なのはお食事ですね。

寝たきりになって
上半身も起こせなくなってきた場合は
ペースト状の柔らかいフードや
流動食に切り替えましょう。

口に入れてあげなければ食べられない場合は
スプーンで与えたり
お団子状に丸めて口にいれたりして与えます。

口も上手く開けられなくなってきたら
シリンジや小さいドレッシングボトルなどで
犬歯の奥に入れるつもりで与えます。

水の量で固さを調節できるフレーク状のフードなどもあります。

食事の後は
食べかすが口の中にたまりやすいので
シリンジを使って
水で洗い流すようにしましょう。

次回は
排泄の介助についてお話したいと思います。

それではハッピードッグライフ♪

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