3月に入ってもまだまだ寒い日が続きますね。
冬は寒くて散歩に行きたがらない犬もいますが
だんだんお散歩に快適な陽気が近づいています。
少しずつでいいのでお散歩の時間を増やしていきましょう。
さて 頑張っているワンちゃんのご紹介シリーズ
最後はキュティアで一番のご長寿犬を紹介したいと思います。
キュティアにはたくさんのシニア犬・老犬が来院します。
14歳~16歳が一番多い年代ではないでしょうか。
患者さん同士の会話でも
「12歳です」というと「まだまだこれからですね」
なんて声が聞こえたりします。
もちろん
大きさや犬種によって平均寿命は異なりますが
大型犬のシニア犬も増えてきています。
今回ご紹介するのは
大型犬のご長寿
駿くん17歳のラブラドール・レトリバーです。
駿くんがキュティアに来たのは
ちょうど17歳のお誕生日を迎える頃でした。
色んな持病を抱えながらも
飼い主様の愛情をたっぷりと受けていたおかげで
乗り越えてきたようです。
1年前からよろけることが多くなり
夏の間外にあまり出られないため
急激に悪化した様子でした。
来院時には立たせてあげれば
フラフラしながらは歩けるけれど
後ろ足はナックリングしていました。
ですが
まだまだ歩きたい気持ちがとても強く
後肢の筋肉も少し残っていたので
整体治療、ビタミン剤の投与を始めました。
リハビリは自宅でのストレッチとフセのポーズ
ハーネスを使ってのお散歩をお願いしました。
すると2週間後
お姉さん手作りのとてもかわいいハーネスを
つけてきてくれました。
その後も前庭疾患でフラつきがひどくなったり
床ずれができたりしましたが毎回頑張って乗り越えました。
床ずれができるとパッドや洋服を作ってくれました。
夜はリビングでお母さんと寝ていましたが
今ではお姉さんが2階まで抱っこして運び
お姉さんと一緒に寝ているので
朝までぐっすり寝てくれているようです。
今はだんだん寝ている時間が長くなりましたが
駿くんのご家族はいつも笑顔で介護をされています。
なんて幸せなワンちゃんでしょう♪
介護のコツは
ワンちゃんも飼い主さんも苦痛のないように
です。
やり過ぎも飼い主さんが疲れてしまい
飼い主さんが辛い顔をしているとワンちゃんにも伝わってしまいます。
みんなが笑顔で介護できるよう
お手伝いするのが私の役目だと思っています。
悩んでいることがあればみなさん気軽にご相談くださいね。
それではハッピードッグライフ☆