犬の車いすは、筋肉量が低下してきたり、脳神経疾患で平衡を保つことが苦手になってきた時の「歩行補助器具」として早期から利用を開始することで、とても快適なシニア犬ライフを送れるようになります。犬の車いすで生活に彩を取り戻したMIX犬を紹介します。
どうする高齢ペットの口腔トラブル
若い頃から歯磨きを習慣にしておかないと、シニアになって歯石が気になり始めてからやろうと思ってもきちんと歯ブラシで歯磨きをするのはなかなか難しいです。特に小型犬は歯が弱かったり、歯石のつきやすいコが多いので注意が必要です。
だからペットに生食肉は要注意
ペットにも根強い人気を誇る犬の生肉食(生食)。キュティアでは3つの条件がそろっている場合のみと考えています。生肉食が大丈夫な3つの条件とは、人間も生で食べることができる肉であること。ドライフードを併用していない。体力のあるペットである。ことなんです。
てんかんのトイプードルを鍼灸治療で
てんかんは2月頃から起こりやすくなります。若い犬からシニア犬まで様々な年齢で見られます。トイプードルのカトル君は6歳の時にてんかん発作が起こりました。エクセミドやイーケプラを服用していますが、今は鍼灸治療と合わせて漢方薬も飲んでいます。
トイプードルの脳の可塑性に驚く!
「脳の可塑性(かそせい)」という言葉を耳にしたことはあるでしょうか?脳梗塞などで神経細胞が死んでしまっても、リハビリなどの脳への刺激によって脳細胞の配列が変化し、損傷していない部位が壊死した細胞が担っていた機能を代替することで運動機能が回復するという理論です。
マスク生活が愛犬にも影響!?
この一年は胃腸の調子の悪いコがとても多く、食欲が落ちてしまったりというコが続々と来院しました。もしかしたら飼い主さんのマスク生活が関係している可能性があります。マスクで肺がうまく清気を取り込むことができず、全身の気の巡りが悪くなります。