「火鍼(かしん)」とは鍼の先端を炎で赤くなるまで炙ってツボや患部を刺す技法です。「散寒瘀血(さんかんおけつ)」効果を持ちつつ身体への負担もほとんどない火鍼は、ツボや患部に直接温熱刺激を伝えることができるため様々な効果が期待できます。
定期的ケアで快適生活のミックス犬
今回は約4年前から定期的にキュティアに通ってくれているチワワとヨーキーのミックス犬ディーンくん14歳をご紹介します。ディーンくんはしっかりもので9歳・7歳の妹のめんどうを良くみます。だからこそ「肝」や「腎」が疲れやすいのです。
シニア犬のマイボーム腺ケアは?
犬が歳をとりシニアになってくると目の傷や涙焼け、イボ等のトラブルが起きるようになってきます。実はこれはマイボーム腺という油を分泌する器官の衰えが大きく関わっています。目を保護する為の涙は水とムチンの層の上を油が覆う3層構造なのです。
水鍼とホモトキシコロジー
キュティア老犬クリニックでは鍼灸治療の一つとして、ツボに鍼をさして液剤を入れる水鍼(みずばり/すいしん)という手法を取り入れています。液剤にはホモトキシコロジーの製剤も使います。ツボに薬剤が入ることで少ない量でも大きな効果が得られます。
犬の温活にも腹巻を使おう!
キュティアを訪れるわんちゃんたちには必ずと言っていいほど取り入れていただいている「温活」。その中でも、手軽に取り入れられて、絶大な効果を発揮してくれているのが「腹巻」です。犬用の腹巻もチラホラ売られるようになってきています。
骨肉腫と闘いながらも笑顔のトイプードル
犬の骨腫瘍の中でも最も発生率が高いのが骨肉腫です。11歳のトイプードルの男のコくうくんはトイレ以外はほぼ寝たきりになってしまいました。CT検査を行うと骨肉腫の可能性が高く、すでに背骨が溶け始めていてガンは肋骨にも及んでいました。