シニア犬になると胃酸の分泌が少なくなるため栄養素の吸収が低下します。加えて低胃酸の状態に胃薬を長期投与したことで、シニア犬では筋肉が痩せたり、毛が抜けてパサパサになったり、貧血になりやすくなるので要注意です。
犬のお家ケアには抵抗運動がおススメ
犬の抵抗運動では、伸ばした状態の手足を愛犬さん自身の力で引き縮める動きを数回繰り返させることで、効果的に関節周りの筋肉をほぐすことができます。お散歩帰りの足ふき時など、日ごろの生活習慣に抵抗運動を取り入れてみてはいかがでしょうか。
シニア犬の膵炎と食事
犬の膵炎は膵臓の消化酵素が過剰に出されることで膵臓が炎症を起こす病気です。急性膵炎は入院が必要になることも多く、重症の場合はショック症状を起こし命に関わる病気です。膵炎は食事で発症をある程度予防できる疾患であり、特に脂肪の質に注意が必要です。
火鍼の効果に驚く!
「火鍼(かしん)」とは鍼の先端を炎で赤くなるまで炙ってツボや患部を刺す技法です。「散寒瘀血(さんかんおけつ)」効果を持ちつつ身体への負担もほとんどない火鍼は、ツボや患部に直接温熱刺激を伝えることができるため様々な効果が期待できます。
定期的ケアで快適生活のミックス犬
今回は約4年前から定期的にキュティアに通ってくれているチワワとヨーキーのミックス犬ディーンくん14歳をご紹介します。ディーンくんはしっかりもので9歳・7歳の妹のめんどうを良くみます。だからこそ「肝」や「腎」が疲れやすいのです。
シニア犬のマイボーム腺ケアは?
犬が歳をとりシニアになってくると目の傷や涙焼け、イボ等のトラブルが起きるようになってきます。実はこれはマイボーム腺という油を分泌する器官の衰えが大きく関わっています。目を保護する為の涙は水とムチンの層の上を油が覆う3層構造なのです。