うちのシニア犬ボケて認知症かしら

梅雨入りして

雨でお散歩に行けなかったり、晴れると暑くてあんまり歩かなかったり
する季節になりましたね。

そんな時は
お家の中で子犬の頃のように一緒に遊んでみてはいかがでしょうか。

床が滑らないように
コルクマットやヨガマットをしいて
おやつを隠して遊んでみたり
体操してみたり。

脳の刺激にもなってボケ予防にもつながります。

そのような運動から介護の仕方まで
ワンちゃんが喜ぶようなことを中心にまとめた

犬もよろこぶシニア犬生活

という本がキュティア老犬クリニック監修で
6月末に誠文堂新光社から発売されます。

ハッピーシニアライフのためのヒントをたくさん
紹介しているので参考にしてみてくださいね。

さて 前回は認知症の中で最も大変な夜鳴きについてお話しました。

今回は「徘徊」についてです。

部屋の中をウロウロして
隙間に入り込んでしまって出られなくなって
「ウォーン」と鳴いて慌てて助けた

なんて経験をされた方もいるのではないでしょうか。

狭いところに入りたがって
後退できないのも認知症の症状の1つです。

ケガにもつながりますので
そういった隙間は家具の配置を工夫してなくすか
入れないようにクッションやバスマットなどで
保護しておきましょう。

家具の角などもぶつかるとあぶないので
一度愛犬の目線になってみて
危ないところがないかもう一度確認してみましょう。

徘徊の症状で円を描くようにクルクルと
回って歩き続けるコもいます。

壁伝いに歩く場合が多いので
危なくないようにベビーサークルの中を
バスマットで囲ったり
側面に空気の入るビニールプールを活用する
などして安心して歩ける
環境を作ってあげましょう。

同じ方向ばかり歩いていると体のゆがみの原因にもなりますので
反対周りもできるようならさせてあげてください。

「徘徊」も運動ですので気が済むまで歩かせてあげると
夜ぐっすり寝てくれたりします。

このように認知症になってしまっても環境を工夫してあげることで
わんちゃんも飼い主さんも安心して過ごすことができます。

認知症の症状は日々変化しますが
捉え方、工夫次第で明るく前向きに介護できる
のではないでしょうか。

介護はのんびり、ゆったり。
飼い主さんの笑顔がわんちゃんの何よりの幸せです。

それではハッピードッグライフ♪

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