ママお手製のハーネスは快適☆

今回は来月で16歳になるキャバリアの女の子、かれんちゃんのご紹介です。
 
かれんちゃんは重い心臓病を持っていて、ずっとお薬を飲んでいました。それでも徐々に心臓病は悪化し3年前からはニトロも使うようになりました。心臓の方はなんとか維持できていたのですが、今年の4月からは食欲が落ちてしまい手からしかごはんを食べなくなってしまいました。
 
血液検査をしたところ腎臓の数値が急に悪くなっていました。腎臓の悪化とともに後ろ足の動きも悪くなっていったそうです。点滴治療を始めると腎臓の数値が少しよくなり、足も少し動くようになったそうです。
 
まさに東洋医学の「腎」が足腰と関係していることがわかりますね。
 
かれんちゃんがキュティアに初めて来院したのはその少し後のことでした。初診時は全体的に筋力が低下していて、身体は冷えて脉も沈んでいて弱々しく、腎や心肺がとても疲れている様子でした。
 
夜中に起きてしまい眠れないという症状もあったので、漢方は宇津救命丸を飲んでもらい、自宅でも棒灸をしてもらうことにしました。すると夜はすぐに寝てくれるようになったそうです。
 
貧血もあったので「なつめ」をあげてもらったところ、以前より弱かったお腹の調子もよくなり、冷たかった足先も温かくなりとても調子がよくなりました!
 
腎臓の数値が悪化してしまったり、台風の影響などで少し体調を崩すこともありましたが、2週間に一度の鍼灸治療とツボにお注射をする水鍼で今は元気、食欲ともにばっちりです!


最近は足の力もついてきて、ママお手製の特別なハーネスをつけて、毎日約10分のお散歩を5・6回も行っているそうです☆
 
お手製のハーネスは首が下がってしまうかれんちゃんのために、市販の胴体ハーネスにママ手作りの上半身を支えるベストを縫い付けて前肢と首もサポート。
 
さらに身体全体を支えながら飼い主さんが持つことができるようにバスタオルも縫い付けてあるという優れもです。飼い主さんにしかできないアイディアですね。
 
かれんちゃん、ママの特製ハーネスでこれからも大好きなお散歩にたくさん行けますように。
 
それではハッピードッグライフ♪
 
獣医師 佐々木彩子

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