シニア犬・老犬の予防接種混合ワクチン

シニア犬・老犬の予防医療シリーズその3は混合ワクチンについてです。

前回お話した狂犬病予防接種と違い、
混合ワクチンは法律で義務付けられているわけではありません。

しかし、シニア犬・老犬の伝染病を予防するために
混合ワクチン接種はとても大切です。

混合ワクチンは種類がたくさんあり、何種を打ったらいいか
迷ってしまう方もいると思いますが、年齢や地域、生活環境によって
適した種類は変わってきます。

例えば、
都心に住んでいてほとんど生活は室内、散歩で少し公園に行く程度で
あれば5種、6種ワクチンで良いと思います。

自然に囲まれたお家や、都心に住んでいても休みの日に山や川に
連れて行って遊ぶのであれば、7種以上のワクチンをおすすめします。

というのも、7種以上にはネズミの尿を介して感染する
レプトスピラ症の予防ワクチンが含まれているからです。

レプトスピラ症は発生例はそれほど多くないですが、
人にも感染する病気で、水害が起きた際にネズミに接触していなくても
感染が起きた事例があります。

また、年齢によっても種類をかえていく必要があるかもしれません。
種類が多いほど身体に負担もかかりますし、アレルギー反応が
起こる可能性も高くなります。

ですから、若いうちは8種、歳をとってきたら最低の5種にする、
など、その子にあったワクチンプログラムをかかりつけの
先生と相談して立てていくと良いでしょう。

8種でアレルギーが起きた子でも5、6種なら大丈夫なこともありますし、
ワクチンメーカーを変えるだけでアレルギーが起こらないこともあります。

シニア犬・老犬なのでワクチンは負担になるのでは?

と思う方が多いと思いますが、狂犬病の予防接種と同じように、
打てる体調であるのか、かかりつけの先生と相談するのが一番です。

毎年しっかり予防してきた子は打つのを1年に1回ではなく、
2年に1回にするなど期間をのばしても良いでしょう。

その場合は抗体がちゃんと残っているか抗体検査を
することをおすすめします。

それではハッピードッグライフ☆

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