シニア犬・老犬の予防医療フィラリア

もうシニア犬・老犬だし・・・、
予防接種はしなくていいかしら?

そんな声を時々耳にします。
そこで、シニア犬・老犬の予防医療について
3回にわたって考えてみたいとおもいます。

【その1 フィラリア予防について】

犬が蚊にさされることで
フィラリアの感染子虫が体内に入ります。
フィラリアのお薬はその子虫を
駆除することにより、成虫になるのを防ぐ駆虫薬。

「えっ 駆虫薬!」

少し怖いイメージがありますが、
副作用はほとんどありません。
また、他のお薬との併用も可能です。

フィラリアは蚊に刺されなければ
感染することはありません。

でも、お散歩の時や、お家の中にも蚊は
いますので感染する
可能性は十分にあるのです。

そこで悩むのが、
考えたくはありませんが・・・・
シニア犬・老犬の寿命と
フィラリア症が発症するのと
どちらが早いか、という点です。

子虫は約7ヶ月で成虫になり、
心臓に寄生し、
急死にいたらすことがあります。

ですから、余命数日・・・、
とわかっているのであれば
飲ませる必要はありません。

しかし、
痴呆がはじまったり、
歩けなくなってからも半年、
1年と頑張る子もたくさんいます。

「シニア犬・老犬だからもう予防はしなくてもいいかな・・・」
ではなく
「予防さえすればほぼ100%防げるフィラリア症」
と考え、
最後までしっかり予防してあげましょう。

それではハッピー!ドッグライフ。

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